メールマガジンについて
ここリカ・プロダクションのメールマガジン第36号
本メールは、メールマガジンを希望された方、これまでに名刺交換をさせていただいた方に送信しております。
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ここリカ・プロダクションのメールマガジン
第36号
(2017年5月9日発行)
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本メールマガジンは、公益財団法人北海道精神保健推進協会が運営するメディア事業所ここリカ・プロダクション(通称:ここプロ)(就労継続支援B型事業所)が情報発信するメルマガです。
毎月一回配信予定です。
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●メニュー
1. 特集インタビュー
2.現在の活動状況
3.お知らせ
4.コラム「私のハマっているもの」
5.編集後記
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1. 特集インタビュー
●「五月病のしくみと対処」
みなさんゴールデンウィークいかがお過ごしでしたか。
今回の特集は五月病について、「こころとそだちのクリニックむすびめ」院長、田中康雄先生にお話を伺いました。(聞き手:マサカド、I.A)
Q1.そもそも五月病とは何なのでしょうか。
五月病というのはいわゆる通称であって医学的な病名ではありません。
4月になって、入学、入社など新しい生活、環境に意気揚々と頑張ってきた方が、5月になって気持ちが落ち込んできたり、体が思うように動かないような感じになったりすることを通称、五月病といいます。
Q2.五月病になりそうなサインはありますか。
4月のスタートを切るまでの頑張り方が大きければ大きいほど、心身の疲れのぶり返しが大きくなります。
内気な人や、几帳面な性格の人、ストレスを抱え込みやすい人は、五月病になりやすいです。
いつもより口数が減ったり、食欲や活動意欲が低下したりしていると五月病のサインかもしれません。
頑張りすぎている人には周囲から「少しゆっくりやりましょう」と声をかける事で未然に五月病を予防できるかもしれません。
Q3.自分が五月病になったときはどのような対処をすればよいのでしょうか。
まず、五月病の症状は一時的なものです。
6月以降、自然と調子を取り戻せることも多いのです。
そのことを知っておくことも対処法の一つです。
また、気分転換をするために、音楽を聴く、好きなことをするなども良いでしょう。
ただ寝る、食べるだけでも良いそうです。
後は、愚痴や相談を聞いてくれる相手がいると、気が楽になります。
とにかく無理はしないことが大事です。
Q4.最後に、五月病になった人に周囲の人が出来る対処法はありますか。
気持ちが沈んでいる相手に周囲から声をかけた場合、人によっては重荷に感じてしまうこともあります。
その方にとって、どのような関わり方をされると気が楽になるのか、知っておくことは大事です。
職場の上司の方はこの時期、調子を崩しやすいことを心に留め、無理強いしないようにしましょう。
親や家族の方は過度なおせっかいはしないように、少しの気遣いを心がけましょう。
ただし、注意点として、五月病は一過性のものですが、うつ病が隠れている場合があります。
本人や周囲の人が「ちょっと心配、このままで大丈夫かな」と感じたら、たとえ結果がうつ病でなかったにせよ、早めに精神科等へ相談してみてよいかと思います。
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2.現在の活動状況(2017年4月)
●音楽セッション
4月10日(月)、事業所近くの町内会館で、音楽セッションの練習を行いました。
一緒に行ったのは、浦河ひがし町パーカパッションアンサンブルで、浦河町にある精神科、心療内科に併設されたデイ・ナイトケアのメンバーによる音楽と踊りによる即興パフォーマンスを行うグループです。
札幌国際芸術祭2017(8/6~10/1)に参加される方達で、ここプロも一緒に参加します。
この芸術祭は札幌を舞台に3年に1度開催される国際的な芸術の祭典で、今回のゲストディレクターは、音楽家の大友良英氏です。
専門家、アマチュア問わずジャンルにとらわれない多様な表現が市内あちこちに出現し参加者を巻きこむようです。
皆さんもぜひ、参加されてみてはいかがでしょう。
(亜希)
●株式会社植松電機訪問
4月19日(水)、赤平市にある植松電機に行ってきました。
植松電機は民間小型ロケットの開発で全国的にも有名な会社です。
今回は、実際にミニチュアサイズのロケットを組み立てて打ち上げるところまでを体験しました。
私は社長のお話から「思うは招く」という言葉を聞き、ここプロの仕事の今後の展開を想像して、感動しました。
この経験を、ここプロの仕事でも活かしていけるようにしたいと思います。
(よーくん)
●日本医療大学講義
4月17日(月)21日(木)に日本医療大学看護学科3年生の精神看護学援助論授業にここプロから6名参加してきました。
今回の講義では、ホールパーソン図の説明、寸劇を行い、その後のグループワークでは6,7人のグループに分かれてもらい、ディスカッションをしています。
私は看護の学生にも、障碍の当事者としての声を伝えられたのではと思っています。
下記のURLから学生の感想を聞くことができますので、ぜひ聴いていただきたいと思います。
https://youtu.be/93G5zJXsNes
(ナベヤマ)
●浦河ひがし町診療所DVD納品
4月21日(金)、浦河へ行き、DVDを納品してきました。
その内容は、昨年、浦河ひがし町診療所が行った田植えから稲刈りまでの様子を収めたものです。
当日、映像を上映すると、皆が集まってくれて、「○○さんが出ている」「私が映っている」など声を上げながら見てくれました。
私たちが帰る時にも繰り返し映像を見てくれていたので、喜んでもらえたと思います。
今年も田植えから稲刈りまでの撮影をお願いしたいという声を掛けて貰えたので、ぜひまた浦河へ訪れたいと思いました。
(ふっちゃん)
●地域ぬくもりサポート事業PR映像上映
4月26日(水)に白石区役所複合庁舎地下2階イベント広場にて、ここプロが制作した「地域ぬくもりサポート事業」PR映像を上映しました。
札幌市障がい福祉課と地域ぬくもりサポートセンターわーかーびぃーの方に参加していただきました。
当日は、大学生などたくさんの方が見に来てくれて、この事業を伝える事ができ、とても嬉しく思いました。
上映会終了後、大学生2名とわーかーびぃーの方にインタビューをしましたので、下記のURLにてお聴き下さい。
https://youtu.be/omKQgWRaYPY
(ふっちゃん)
●ここプロ制作の「つながるここプロラジオ」が始まりました
4月4日(火)からここプロが、な、な、ななんとエフエムしろいし(コミュニュティーFM)で番組を持つことになりました。
その番組名も「つながるここプロラジオ」毎週火曜日15時から16時までの生放送です(周波数は83.0MHz)。
この放送を聴くにはラジオはもちろんのこと、スマホやパソコンなどでも聴くことができます。
また、土曜日16時から17時にも再放送を聴くことができます。
内容は、精神障碍のこと、日頃考えていること、仕事のことや地域の情報などをリスナーの方と繋げて共有していく番組です。
「つながるここプロラジオ」では、メールやFAXでメッセージやリクエストを募集しておりますので、よろしくお願いします。
メールアドレス : kokopro@830.fm
FAX番号 : 011-867-8383
(Y.H)
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3. お知らせ
●まちづくりイベント広場
自主制作映像を上映します。
小樽ショートフィルムセッション提出作品「再会」、アハ体験作品、他新作1本を上映予定です。
日時:5月31日(水)14:30~15:30
場所:白石区複合庁舎地下2階
●ここリカ・プロダクションのホームページリニューアル
ホームページをリニューアルしました。
イベントやラジオの情報が伝わりやすくなるように作成しました。
下記URLをご覧下さい。
http://www.kokoro-recovery.org/kokopro/index.html
(はっと)
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4. コラム「私のハマっているもの」
私が今ハマッているものは、「運動」です。
ここプロでは肉体労働があまりない代わりに、話し合い、打ち合わせなど頭を使うことが多いです。
そこで、気分転換のために2年前からは水泳をはじめましたが、今はウェイトトレーニングや相撲の稽古も行っています。
相撲の稽古で負けると、「もっともっとウェイトトレーニングしよう」、というモチベーションが上がり、ついつい過密スケジュールになってしまいます。
今後はトレーニングで疲れないように気をつけながら、趣味程度に楽しめればと思います。
(T.E)
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5.編集後記
ゴールデンウィークも終わり、みなさんいかがお過ごしですか?
暖かくなってきたので、気持ちが良いですね。
私は連休中、友人と会ったり、買い物に行ったり、DVDを見たりして過ごしていました。
今月のイベント広場で上映する作品のディレクターになっているので、これから忙しくなりそうですが、頑張ろうと思います。
(亜希)
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<お問い合わせ・取材申込先>
公益財団法人 北海道精神保健推進協会
ここリカ・プロダクション
札幌市白石区平和通15丁目北13-18
TEL・FAX 011-827-9772
E-mail kokopro@kokoro-recovery.org
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