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ここリカ・プロダクション 多機能型事業所(B型・就労定着)

メールマガジンについて

ここリカ・プロダクションのメールマガジン第52号

本メールは、メールマガジンを希望された方、これまでに名刺交換をさせていただいた方に送信しております。

この度の北海道胆振東部地震により、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

被災された皆さまの安全と被災地の1日も早い復旧をお祈りいたします。

私たちもそれぞれの自宅で停電・断水、交通網の混乱などを経験いたしました。ここプロは週明けから仕事再開となっているためにメルマガの配信が遅れたことをご了承ください。また、ご心配していただいた皆さまには心よりお礼申し上げます。

今後も情報発信を続けていきたいと考えております。

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ここリカ・プロダクションのメールマガジン

第52号

(2018年9月11日発行)

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本メールマガジンは、公益財団法人北海道精神保健推進協会が運営するメディア事業所

ここリカ・プロダクション(通称:ここプロ)(就労継続支援B型事業所)が情報発信する

メルマガです。

毎月一回配信予定です。

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●メニュー

1. 今月の特集「事業所紹介」

2. 今月の仕事・ピックアップ

3. 今回のテーマ「障碍者の『じりつ』について」

4. 実習生の感想

5. お知らせ

6. 編集後記

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1. 今月の特集「事業所紹介」

●活気あふれるお店「カフェ れ・ぴゅーる」

9月に入り、食欲の秋がやってきました!!

そこで今回は札幌市白石区にある評判のお店、就労継続支援B型事業所「カフェ れ・ぴゅーる」を訪れ、メンバー・スタッフにお話を聞かせて頂きました。

店内は、木目調でシックな雰囲気、元気な声と食欲を誘う匂いが印象的です。

メンバーにお話を伺うと、「お客様に喜んでもらえるように仕事をしている」と話してくださいました。

人気メニューは「焼きチーズカレー」です。

こだわりの手の込んだ料理にテレビの取材を受けることもあり、そこで知ったお客様も来店してきます。

メニューの話だけではなく、そこで働くひたむきな想いも聴く事ができました。

一度は足を運んでもらいたいお店「カフェ れ・ぴゅーる」でインタビューした様子は、下記URLからお聴きいただけます。

URL: https://youtu.be/MgLYdRl8UTM(14分04秒)

2. 今月の仕事・ピックアップ

●オリジナルDVD制作

ここリカ・プロダクションオリジナルDVD「実習生から精神保健福祉士へ~3年後の今~Vol.1」が完成いたしました。

本作は3年前にここプロへ精神保健福祉士の実習生として来た元木加奈子さんのインタビュー映像となっております。

3年たった今、現場で働いている彼女に今の気持ちを話していただきました。

冒頭には、北海道医療大学客員教授である佐々木敏明先生からの「精神保健福祉士へのメッセージ」も収録しています。

精神保健福祉士を目指す学生はもちろん、様々な方にも是非観て頂きたいと思います。

関心のある方はここプロまでご連絡ください。

●今月の仕事 

フェイスブックでは、随時ここプロの仕事の様子を更新していますので、ご覧ください。

https://www.facebook.com/kokopro616/

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3. 障碍者の『じりつ』について

みなさんは「障碍者のじりつ」について、どう考えていますか?「じりつ」といっても「自立」と「自律」とでは意味合いが違ってきます。

「じりつ」について考えるのに障碍がある無しは関係あるでしょうか?

そこで今回は二人のメンバーから文章を寄せてもらいました。

●「自立」僕が以前まで、この言葉から思い浮かんだのは「人の力は借りない」「自分の力だけで生きていく」というものでした。

僕には障碍があるので「自立」が大変難しそうなイメージがありました。

しかし、ここプロの仕事で、とある学会に参加し、講師の方が「『自立』というのは人の力を借りながら生活していくことです」という話をしていました。

さらに、その話を聞くと、「例えば無人島でサバイバル生活をするような、自分の力だけで生きていくことではない、社会の人々と助け合いながら上手く生活していくことです」というものでした。

僕には障碍があるので他人から力を借りることが多いと思いますが、困ったことがある度に上手く生きていくための助け合いをすれば良いと思いました。

そう思うと僕の「自立」に対するイメージは少し明るいものに変わりました。

(ようくん)

●私の中での自立とは、事業所や家庭で、できることをする事が自立に繋がるのではないかと思います。

家庭では金銭面で負担をかけている分、食事の支度や、茶碗洗いなどをするようにしています。

事業所では、様々な仕事をし、それが工賃に繋がることで自信がつくところが自立なのかなと思います。

(亜希)

火曜日の「つながるここプロラジオ」では9月・10月と「『じりつ』について」話していきます。

是非、お聴き下さい。

またラジオで紹介しますので、皆さんのご意見をお寄せください。

(ラジオネームまたは本名をお書きください)。

メールアドレスkokopro@830.fm、

Fax番号は 011-867-8383まで、ぜひお寄せください!

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4. 実習生の感想

●私はここリカ・プロダクションでの実習で多くのことを学びました。特にメンバーとの関わりの中で、当事者が自らの障碍を経験の一つとして捉えていることを理解することができました。

実習前、私はメンバーに対して、障碍をマイナスのものとして考えている人が多いのではないかと思っていました。しかし、直接話を聞いてみると、様々な活動を通して仕事のやりがいや価値観を見つけることができ、今までの経験もメディアとして発信することで障碍の理解を広めることにもつながっているという、自分と当事者とのイメージの差を知る充実した実習でした。

(札幌学院大学 鎌田淳平)

●ここプロのイメージの変化。

私は実習開始当初、メンバーは自分自身の障碍に対してあまり触れたくないものであり、マイナスに捉えているのではないかというイメージを持っていました。

しかし、一緒に仕事をし、会話する中で、メンバーは自分自身の障碍特性による苦手なことを理解し、工夫して仕事に取り組んでいる様子を感じることができました。

そのため今では、メンバーは自分自身の障碍に対して、前向きな姿勢をとり、仕事に取り組んでいるというイメージに変わりました。

(名寄市立大学 丹内亮太)

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5. お知らせ

●「JPOP-VOICE 統合失調症と向き合う」Webサイトにて「ここプロ活動紹介」の動画が掲載されました。

以下のURLからご覧いただけます。

URL:http://jpop-voice.jp/schizophrenia/plus/1808/01.html

●「つながるここプロラジオ」

毎週火曜日、15:00~16:00 エフエムしろいしより放送!

(再放送:毎週土曜日16:00~17:00)

●「それゆけ!スマイルランチ!」

毎週水曜日、11:30~12:30 エフエムしろいしより放送!!

イベントやニュースなどの情報と、幼稚園・保育園児達の元気な歌声やインタビューでのかわいいやりとりを紹介する番組です。

皆様が笑顔になる番組にしたいと思っています。

ぜひお聴き下さい!!

★★視聴方法★★

○エフエムしろいし FM83.0MHz

○全国どこからでもパソコンやスマホでラジオ放送が聴けます。

接続方法の詳細については、「エフエムしろいし」のホームページをご覧下さい。

→ http://www.830.fm/

●鈴木明子先生インタビューDVD絶賛発売中!!

日本人初の作業療法士鈴木明子先生の貴重なお話をDVDに収録し、絶賛発売中です!!ご関心のある方はここプロまでお問い合わせください。

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6. 編集後記

今回の震災で日々の備え(ラジオでの情報、懐中電灯、安否確認の手段を明確にしておくことなど)が必要だということを実感いたしました。北海道の場合は真冬の震災への備えも準備しておく必要も感じ、情報源が正確であるかどうかの見直し、大手のメディアの災害現場の報道の仕方、報道する場所、内容の偏り、バランスの悪さも実感しました。日常生活というレベルで考えると、大変さに大きさなどないのだと思いました。私たちが今後何をしていかなくてはいけないのか、障碍当事者としての情報発信がどうあるべきなのかということを改めて考えさせられました。

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<お問い合わせ・取材申込先>

公益財団法人 北海道精神保健推進協会 

ここリカ・プロダクション

札幌市白石区平和通15丁目北13-18

TEL・FAX 011-827-9772

e-mail kokopro@kokoro-recovery.org

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配信停止希望の方は、お手数ですが上記アドレスよりメールにてお知らせ下さい。

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