メールマガジンについて
ここリカ・プロダクションのメールマガジン第123号
本メールマガジンは、希望された方、名刺交換をさせていただいた方、当事業所の商品を購入された方に送信しております。
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ここリカ・プロダクションのメールマガジン
第123号
(2024年8月2日発行)
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本メールマガジンは、公益財団法人北海道精神保健推進協会が運営するメディア事業所
ここリカ・プロダクション(通称:ここプロ)多機能型事業所(B型、就労定着)のメルマガです。
毎月一回配信予定です。
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●メニュー
1. 10周年連載企画③「私のこれまでの10年、そして現在」(いずみちゃん)
2. 私の至福の時間~昼寝~(伊藤)
3. 私の至福の時間~料理~(カシワ)
4. お知らせ(かよこ・すぎもと)
5. 編集後記(亜希)
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1.10周年連載企画
今年、開所から10年を迎えたここプロ。
メンバーやスタッフがそれぞれ振り返りながら、仕事や生活の変化、変わらない部分、これからの展望や期待することなどについての連載をしています。
「私のこれまでの10年、そして現在」
私は2014年6月16日の開所日から、ここリカ・プロダクション(以下ここプロ)で働き始めました。
ここプロは、こころのリカバリー総合支援センター(以下デイケア)という同じ法人の精神科デイケアから生まれました。
デイケアに通い始めた私は、担当スタッフに「5年間一般企業で働いたからもう働くのは絶対に勘弁してください」と言っていました。
ところが、デイケアに4年も通っているうちに段々飽きてきて、もうどうしようもない状態になってきたところ丁度、デイケアが事業所を立ち上げるのを知って働くことになりました。
それに、一緒に働く人はデイケアの知った顔ばかりで人間関係もいいのではないかと思いました。
それと、デイケアはお金を払わなければならないし、ここプロはお金がもらえるところなので小遣いが入り、みんなと一緒に仕事をしたら楽しそうなのが決め手となりました。
ここから、私の仕事の10年間を振り返ってみます。
私は当時、メディア事業所としてどのような活動をするのか知らず、パソコンなどを使うとも知らずに入りました。
仕事の中でタイピング練習をしていましたが、なかなか苦難な仕事でした。
アルファベットの配列を覚えるのに特に苦戦しました。
タイピング練習は嫌だったけど仕事だから仕方なくやっていました。
そのうち段々とタイピングが速くなってきてうれしかったです。
そしてデイケアのお祭りで歌手とバイオリン奏者の撮影を頼まれて、私はバイオリン奏者を撮る係を立候補して撮っていたのですが、途中でスタッフが来て私の肩をたたき、「平泉さん逆ですよ」と言いました。
なんと自撮りしているではありませんか。
カメラのセンスないなと落ち込みましたが、今となっては良い思い出です。
それにプロモーションビデオを2班に分かれ作ったりもしました。
それは、これからここプロに通う人に向けて作った映像で、私も出演しており、おどけたり自然と楽しめました。
あと思い出にあるのは、さっぽろ雪まつりの市民雪像を9倍の確率で引き当てて実際に雪像を作ったこともありました。
そこで、高校生の時のスキーウエアが着れて、お金がかからなくてラッキーと思いました。
当時、ここプロオリジナルの「まんぷく君」という豚のキャラクターの雪像を寒い中で何日か時間をかけて作りました。
途中で雨が降ることもあり、崩れる心配もありました。
そして、当時の管理者の橋本さんが肉まん・カレーまん・ピザまんなどを差し入れしてくれてすごく美味しかったのを今でも覚えています。
完成して、素晴らしい!ビューティフル!!ワンダフル!!!と思いました。
開所当初はここプロの認知度も低く今と比べてそんなに仕事がありませんでした。
それから、徐々に大学の講義やラジオ、撮影や中継の仕事などが増えていきました。
ここプロの仕事を通して、仕事への責任感や笑ってもらう快感を得ました。
おかげ様で今ではここプロのムードメーカーと呼ばれるようになり、嬉しいです。
自分としては、人を楽しませることに7~8割くらいは自信があります。
最後に、現在楽しめていること、これからの目標についてです。
工賃で趣味(主に将棋関係)のものを買って楽しんでいます。
そして60歳になったら全国健康福祉祭(愛称:ねんりんピック)の将棋部門で優勝したいです。
これからの仕事の展望は私は今、撮影や映像を作成するチームに入ったばかりなので皆の足を引っ張らず付いて行って、逆に皆を引っ張っていけるようになりたいです。
(いずみちゃん)
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2. 私の至福の時間~昼寝~
伊藤です。
趣味に「昼寝」があります。
あえて趣味です。
カーテンなどを半分程度閉めて日陰を作り、あえてクーラー等つけずに寝るといい感じにあたたかくて気持ちがいいです。
暑さより、寒さの方が苦手なのもあるかもしれません。
いや寝るなら夜にしたほうが…と思うかもしれませんが、そこを昼にあえて寝る、という事に良さがあります。
体が疲れてきた時に、後先を考えず思い切り休む。
あえて、時間が勿体無いな、あれをしなきゃこれをしなきゃ、という時も休む。
例えば、ゲームや絵を描くこと、映像作品を観ること、そういった、本来自分を楽しませる目的の行動が「やらなきゃ」になってしまった時、何もせずに寝る!
頭も体も使わない、何も気にしない、何もしない。
その代わり夜寝れないリスクは気にしない。
そのような状態を常に作り出す、ジャンキーな瞑想。
無駄な時間を過ごすことが心の余裕につながる。
俺、今すごいこと何もしてないなと感じるのが良いのだと思います。
暇つぶしとはちょっと違う「楽しむもの」…それが伊藤の至福の時間です。
(伊藤)
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3. 私の至福の時間~料理~
皆さん、こんにちはカシワです。
至福のときという事で、僕は普段自炊をしているのですが、自炊の中でいろんな至福が僕にはあります。
まず上手く味付け、料理ができた時ですね。
味もそうなんですけど、見た目もいい感じの焼き加減だとか、色合い、盛り付けなどが上手くいった時に幸せを感じます。
あとはそれをお腹いっぱい食べて、横になる時間も幸せです。
お腹いっぱいに食べて横になると、すごい気持ちいいんですよね。
罪悪感もすごいですけど。
あと限定的にはなるんですが、チャーハンを作った時にパラパラにできると1番至福に感じます。
結構考えて作っていて、火加減だとか油の量とか、米は炊きたて、時間たったお米、冷やしご飯とか色々工夫しています。
時間たったお米が1番パラパラにしやすいと思います。
毎回やっているのは、お米をフライパンに入れる前に生卵をお米に混ぜて卵かけご飯にしています。
それをするだけでパラパラになりやすく感じます。
そして複数の工程をやり終え、パラパラに出来たチャーハンをかき込んでコーラで流し込む。
それが僕にとって一番の至福かもしれませんw
僕にとって料理とは自分の欲を満たすのもそうですけど、自分のスキルを伸ばす、好きなことに没頭できる大切な時間でもあります。
この幸せな時間をこれからも続けて、また料理を作るにあたっての小さな一つ一つの幸せを見つけていきたいと思います。
(カシワ)
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4.お知らせ
当事者がきく~北海道にゆかりのあるパイオニアの声~vol.8向谷地生良氏のDVDが完成しました。
浦河べてるの家理事長・北海道医療大学特任教授を務める向谷地さんです。
ユニークな発想をもち、確実にあゆみを続けてきた向谷地さんに当事者がインタビューしました。
時間がかかりましたが、完成し、販売へとたどり着きました。
ここプロ総出で作った作品!是非お手にとりご覧下さい。
サンプル動画はこちら→https://youtu.be/-IvRKSaNqHg
ご購入はこちらから→https://kokopro.official.ec/items/88371308
(かよこ・すぎもと)
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5. 編集後記
札幌も暑くなっていますが、皆さまの地域はいかがでしょうか?
熱中症にかかっていませんか?
水害など自然災害が多発している場所もありますが、大丈夫でしょうか。
今回も様々な記事がありますが、それぞれメンバーの特徴が出ていると思います。
特にいずみちゃんの自撮り事件が出てきて、そんな時期もあったなとほっこりしました。
至福の時間の記事については、前号から続いていました。
書いてくれた人の生活の一部が覗けて、例えば前号の記事では生活の中で歌を歌うことや自分の好きなものを集めて楽しむことに共感できました。
今回の昼寝に関しては、「その代わり夜寝れないリスクは気にしない。」というところが自分にはできないから、すごいなと思いました。
記事を読んでいただいて、ほっこりしていただけると嬉しいです。
来月号からは、ここプロのベテランメンバーである「シニアーズ」が担当します!
ぜひ、お楽しみに!!
(亜希)
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<お問い合わせ・取材申込先>
公益財団法人 北海道精神保健推進協会
多機能型事業所(B型・就労定着)
ここリカ・プロダクション
札幌市白石区平和通15丁目北13-18
TEL・FAX 011-827-9772
E-mail kokoproall@kokoro-recovery.org
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