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ここリカ・プロダクション 多機能型事業所(B型・就労定着) 〒003-0029 北海道札幌市白石区平和通15丁目北13-18 TEL・FAX:011-827-9772

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メールマガジンについて

ここリカ・プロダクションのメールマガジン第124号

本メールマガジンは、希望された方、名刺交換をさせていただいた方、当事業所の商品を購入された方に送信しております。

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ここリカ・プロダクションのメールマガジン

第124号

(2024年9月6日発行)

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本メールマガジンは、公益財団法人北海道精神保健推進協会が運営するメディア事業所

ここリカ・プロダクション(通称:ここプロ)多機能型事業所(B型、就労定着)のメルマガです。

毎月一回配信予定です。

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●メニュー

1. 10周年連載企画④「私のこれまでの10年、そして現在」(くらっちー)

2. 歳を重ねて思うこと(かよこ)

3. おすすめのYouTube動画(ふーみん)

4. お知らせ

5. 編集後記(マルコ)

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1. 10周年連載企画④「私のこれまでの10年、そして現在~くらっちーが振り返ってみた2014-2024~」

ここリカ・プロダクションが発足した2014年6月当時、僕は大学2年生でした。

大学生当時は、メディア関係の事が学べる授業が多い学部に所属し授業を受けていました。

主な授業内容としては、テレビや新聞のマスコミの事、パソコン・プログラミングなど幅広く学ぶ事ができました。

大学入学から現在も続いている情報収集は12年経っても継続しています。

なぜ、就職せずデイケアを選択したのか?

当時、就職活動をするため札幌ドームで行われた説明会に1人で行ったのですが、あまりにも多い就活生たちに圧倒されて心が折れてしまいました。

平行してここプロではない事業所体験もしてみましたが、まだ自分には早いのかもと感じました。

そこで2017年5月から、周りの人たちが薦めてくれた、精神科デイケア「こころのリカバリー総合支援センター」に5年間通所しました。

最初通う時は、自分に合うのかどうか少し不安もありましたが、次第に慣れてどんどん行けるようになりました。

リカバリーセンターでは、料理プログラムや外出・外食、カラオケなど様々な企画や内容を提案して実現。

担当スタッフには、現在でもお世話になっています。

デイケアの防災映像を一緒に制作する「ここプロプログラム」でカメラマンを担当した事をきっかけに2022年10月から、ここリカ・プロダクションに通い始めました。

ここプロでは、ツアーコンダクターとなり、出張のお見送りのために新千歳空港まで行ったこともあります。

出張仕事の前に色々と調べてお店をオススメしたり旅程表を作成して配布するなどしています。

2023年1月から、「ここプロありのままラジオ」に必ず毎月1回ペースで出演してライフワークとして続けています。

1年前の夏、通称「民児連キャラバン」と呼んでいる仕事で、道内を周りました。

そこで僕は、体験談を本格的に話し始めました。

僕は苫小牧と函館を担当しましたが、前夜に大好きな海鮮を食べてパワーチャージして挑みました。

緊張して水分を沢山飲んで気持ちを落ち着かせていました。

いざマイクを持って話し始めたら沢山お話しすることが出来ました。

そして、10年経ったここプロで僕が今思っている事は、夢だったメディア関係の仕事を熱中して取り組めていて、幸せだと思います。

カメラマンやパソコンで予定表などを作ったり、ラジオや講義で自分の想いやこれまでの経験を話したりしています。

これからも、自分の武器である語ること、伝えることを大切にしながらここプロで学び仕事を継続出来るように頑張っていきます!

(くらっちー)

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2. 歳を重ねて思うこと

いきなりですが、私は来年で60歳になる。

えー、そんなお婆さんがここプロにいるのーっと思った方、あなどるなかれ、私は健康です。講義もDVD作成も撮影中継だってやるの、パソコンはちょっと苦手だけど、なによりクチがいちばん達者だから、わからない事は大きな声で「ヘルプー」と叫ぶと、誰かが答えてくれて助けてくれる。

1人で仕事してる訳じゃないから。

私は、話し合いの時も黙っていられず、すぐに発言してしまう。

だからか「語り」の仕事、たとえば市民講座などの時は、「我が強いから登壇して話せ」などと言われてしまう。

実際はこんな乱暴な言い方ではないけどね。

以前テレビで100歳で空手10段を取った女性が紹介されていて、その人が空手を始めたのが60歳だったらしい。

この春に亡くなったピアニストのフジコ・ヘミングが世間に認められたのも60歳以降だ。彼女がひく「ラ・カンパネラ」が私は大好き。

高音の部分は鐘の音を表しているんだけど、ピアノを壊すんじゃないかと思うくらい叩きつける魂の音。

彼女曰く「ぶっ壊れた鐘があってもいいでしょ」そうサラッと言いのけるところが好き。

そんなこんな考えると、60ってなにかあるのかなと私はワクワクしている。

一転、年を取ったからと嘆き自虐的になる時もある。

まあ言い訳にはいろいろ使いやすいと考えたりして、なんともズルい年齢だ。

年を取るってどういう事?と聞かれたら、私は即座に「足の爪が厚くなり、硬くなる事」と答えるな。

所詮その程度の事よってね。

20代の頃は、年を取ると人生が終わってしまう、誰にも相手にされなくなると思ったりしていた。

実際は違う。

以前コンビニでご飯を食べようと思い席を探していると、おじさんが「おばさん、ここ空けるよ」と声をかけてくれた。

ありがたいことです。

山に登った人にしか見えない景色があるという言葉はホントだなあと、今は思っている。

この人には近づいてはいけないと直感的に感じたり、歩きがトロくなったから急げば間に合う信号を次の青になってから渡ろうと心に余裕ができる。

出張でも他のメンバーが「優先席に座りな」と言ってくれたり、得ばかりするようになる。私はまだまだ山を登り始めたばかり。

これからもっとステキな景色が見えてくるんだろうな、そして降りる準備もしなくてはならない時も来るんだろうな。

先人が作った道を通り、そして私なりの道も通り、キョロキョロしながら歩きたい。

人生はノンフィクションコメディだ。

後ろを少し振り返りながら前を見て、たまにちょっと愚痴をこぼして進んでいこう。

(かよこ)

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3. おすすめのYouTube動画

ここプロリレー朗読

これまで順調だった主人公の恋に変化が…。

詳しい内容はYouTubeLive♯38「エスカレーター第6部ハプニング」をご覧ください。

https://www.youtube.com/live/u3mSecajtTE?si=jPwbtenfyV-Q-YlH

また、全話YouTubeチャンネルで公開しています。

(ふーみん)

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4.お知らせ

その1 9/14(土)第36回こころのリカバリーセンター祭・市民公開講座を開催します。

ここプロは市民公開講座「がんばらないのも仕事のうち」(12:30~13:30、体育館)に出演します。

メンバー4名と阿部理事長が『デイケアからここプロへのメンバーの変化』などをガチンコ勝負でトークします。

その後、14時~にんげん図書館(30分・1クールのみ)を行います。

「生きている本」は数冊ご用意しております(詳細は当日発表)。

案内はこちら⇒https://www.facebook.com/share/p/4qWUsnjnipDcACBP/

その2 9/15(日)11:00~14:30「にんげん図書館in砂川オアシスパーク」を開催されます。

ここプロからは4冊の「生きている本」が貸し出します。

案内はこちら⇒https://www.facebook.com/share/p/z5JXq3KvyAHQRjTw/

2日連続、札幌から砂川にかけての旅をどうぞご堪能ください。

みなさまのお越しをお待ちしております。

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5. 編集後記

映画「ルックバック」を観てきた。

何でマンガ描き続けているの?

主人公の2人、藤野と京本に問われる質問は、

ここプロで仕事する私にも同様の質問がくる感覚がある。

メルマガ配信、ラジオ放送…。

何でやっているの?

やってて何か意味あるの?

自分の意見・考え・気持を言葉で発信していて、

「意味あるの?」なんてダイレクトに聞かれたら、

息が詰まって、何も喋れなくなるかも。

難しいね。

そんな日々。

(マルコ)

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<お問い合わせ・取材申込先>

公益財団法人 北海道精神保健推進協会 

多機能型事業所(B型・就労定着)

ここリカ・プロダクション

札幌市白石区平和通15丁目北13-18

TEL・FAX 011-827-9772

E-mail kokoproall@kokoro-recovery.org

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<URL>

HP

http://www.kokoro-recovery.org/kokopro/

FaceBook

https://www.facebook.com/kokopro616/

YouTube

https://www.youtube.com/channel/UCdoWZ9yz2EN3Cz3x2dci2vQ

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