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メールマガジンについて

ここリカ・プロダクションのメールマガジン第132号

本メールマガジンは、希望された方、名刺交換をさせていただいた方、当事業所の商品を購入された方に送信しております。

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ここリカ・プロダクションのメールマガジン

第132号

(2025年5月2日発行)

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本メールマガジンは、公益財団法人北海道精神保健推進協会が運営するメディア事業所

ここリカ・プロダクション(通称:ここプロ)多機能型事業所(B型、就労定着)のメルマガです。

毎月一回配信予定です。

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●メニュー

1. 「絵」以外の力をくれた場所(伊藤)

2. ここプロの好きなところ(かよこ)

3. 私の好きなもの~英語学習~(よう)

4. 編集後記(ふーみん)

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1. 「絵」以外の力をくれた場所

ここプロに来る前は、絵を描ける事が唯一、手放しで特技だと言える事でした。

小さい頃はやること全て、自分の感性が変だと言われて来たので、基本的には他人より下なんだ、と思って生きていました。

その中でただ一つ、誰にも馬鹿にされなかった事が、好きで書いていた絵でした。

特技であると同時に、自己肯定感やプライドを守る最後の砦でもあったのです。

「絵が仕事にできる」と入ったはずのここプロですが、むしろ様々な事を経験し、その全てが力になっていきます。

たとえば、講義では人見知りの改善やプレゼン力、自分自身が持つ発達障碍の再認識、上手く伝える方法。

ラジオで面白い事を言う工夫、自分語りだけではなく、人の話を聞く事、盛り上げる事。

アイデアや意見を仲間と出し合い、よりよい答えを求め、たまに妥協したり。

今までの様に!永遠に底の無い承認欲求にしがみ付いていては!仕事がこなせない!

本当に得意な事、苦手な事を見つけ、他人と連携を取る。

能力自慢だけではなく「チームでやる」それを教わっているうちに、絵を描く以外の特技を沢山貰いました。

ここプロは伊藤に「絵」以外の特技をくれた、好きな場所です。

(伊藤)

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2. ここプロの好きなところ

お腹が空いたら、是非いらして我がここプロに。

お昼ご飯すごく美味しいよ、調理員さんの作るお昼ご飯はサイコーだから、どんな隠し味が入ってるのってな具合に。

昼食を2時間で作るのに、それでいてめちゃくちゃ美味しいの。

数ヶ月前、とうとう禁断のカツカレーも作ってくれた、手間かかるのに引き受けてくれた。大事に食べたからね、すごく美味しかった。

食べれることは幸せ、そう感じられるのも幸せ。

私は体調が悪くなり食べる事に魅力を感じなくなる時、入院のサイン!

同じものを食べ続ける時も赤信号、食べてないはずなのに体重が増えていく。

やはり栄養が片寄るのか、同じ臓器だけに溜まっていき全体には栄養不足。

私はストレスを強く感じるとお腹がどんどん出っ張ってくる、そしてお通じも悪くなる。

やはりいろんな栄養が入っている食事が一番なんだろうな、ただ生き延びるだけの食事、ずっとベッドの上でゴロゴロ、これで痩せる人はいないでしょ、同じ臓器だけが動いているのだから。

これ実話です、私の体におきた現象、辛かったー。

調理員さんには感謝!

(かよこ)

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3. 私の好きなもの~英語学習~

私はアメリカの映画やロックバンド、アニメが好きで、洋楽の歌詞や映画のセリフを翻訳を通さずに自分で理解したいと思ったので、英語学習を始めました。

ですので、北米英語への憧れがあり、言葉の響きがクールなものだと感じています。

私の英語経歴を振り返ると長くなります。

小学校高学年の時には映画館で洋画を吹替版ではなく字幕版で観ていました。

なので、中学生になって楽しみにしていたことの1つが英語の授業を受けることでした。

しかし、私は当時から病気をしていたので、安定して通学することができず、勉強にも置いて行かれました。好きだったにも関わらず苦手教科になりました。

高校生になって体調が安定して学校に通えるようになりました。

それから私は英語を猛勉強しました。

すると、成績も安定していき、試験得点はいつも80点や90点でした。

落ち着いて取り組む環境があれば身に付いて行くものと自信になったのです。

高校卒業後も英語学習を続けていましたが、病気を再発してしまい、中途半端で断念してしまいました。

そんな中、1年前にここプロのスタッフから「ここプロにいる時間を使って英語を勉強したらいいよ」と言っていただき、現在まで実用英語技能検定の学習をしています。

家で勉強をするのが苦手なので、ここプロの他に、カフェや公共のワーキングスペースなども使います。

オンライン・オフライン両方の英会話を利用したことがあります。

昨年からは英検の目標を立てて、ひたすら参考書を読んで勉強する事もあります。

私の学生時代と明らかに違うのが、現在は、スマートフォンによって英単語の意味、発音、例文、ニュアンスや使われ方をどこにいても調べることができることです。

また、YouTubeで検索すると私の生活では出会わないような講師や学習者からも動画を通して学ぶことができます。

それらによって英語学習は身近になり学習しやすくなったと思います。

私は過去に知的障害の診断を受けたことがありますので、試験を受けることは大きな行動でした。

試験を受けた帰り道、私は私自身が誇らしく思えました。

精神障碍のリカバリーの中にはパーソナルリカバリーというものがあります。

臨床的リカバリーは「病気を治す」考えですが、パーソナルリカバリーは障碍当事者が希望を持ち自分の人生を歩んでいくものと言われています。

私は途中で断念してしまった英語学習をやり直すことをパーソナルリカバリーの1つと重ねています。

これからの大きな目標としては、海外旅行に行きたいです。

(よう)

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4. 編集後記

3ヶ月連続で自分の好きなこと、ここプロの好きなところを皆さんにお届けしましたがどうでしたか?

特にようくんの記事のリカバリーという言葉について、私は周囲の人から「リカバリーしているね」と言われるけれど、できていないことのほうが見えてしまうので、それを記事に表現しているようくんがすごいなと思いました。

ここプロには他にもいろんな趣味や想いを持ったメンバーがいますので、興味を持たれた方はぜひ会いに来てください。

(ふーみん)

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<お問い合わせ・取材申込先>

公益財団法人 北海道精神保健推進協会 

多機能型事業所(B型・就労定着)

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札幌市白石区平和通15丁目北13-18

TEL・FAX 011-827-9772

E-mail kokoproall@kokoro-recovery.org

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