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メンバーの声

「君は何故フットサルをやってるの?」と訊かれたら、僕は「楽しいから!!」と答えるだろう。それは、大会に向けてもそうだろうし、いつの練習にしたってそうだ。だから、僕の取り組みは何時だって「楽しく」することであるし、考えるのは「どうすれば自分は楽しく、またチームメイトも楽しめるだろうか?」って事だ。特に、初心者から始めた僕は楽しい事がいっぱいある。パスが思ったところに行けば楽しい。相手のボールを奪えば楽しい。少しでもキープ出来れば楽しい。シュートなんか決めれば楽しいし自分のパスをダイレクトで決めてくれればもっと楽しい(これは自分のパスによって他の選手がシュートを決めるので喜びが二倍で訪れる)。さらに、それでチームが勝てばもっと楽しいのだ。たとえ試合に出なかったとしても、一緒にやった練習が少しでも役に立って勝てたんだと考えればそれで楽しいのだ。

そんな楽しい事があるから悔しい事や苦しい事、地味な練習をして、他のチームの試合なんかを見て戦術を憶えてバランスをとって縁の下的な仕事をしていても楽しめたのだった。だから、チーム内でレベルの高いチームとレベルの低いチームで試合をする時は一点でも失点を減らすように、そして、味方の良いところを生かせるようにそして、一点でも返すようにしてゲームを作る。そんな事を何時も考えていた。やっぱり「勝てない」、「シュートが決まらない」と面白くないだろうなと思ったから、せめて一点いれる。出来れば点数は入れられない。負けたら「何くそ!」とがむしゃらで良いから力を出して欲しかった。練習でもね。そして僕は「楽しもう」「楽しませよう」と何時でも取り組んで来たつもりだった。

フットサルの大会は一年前に準優勝となった時からリベンジしたいと願っていた。だから、練習は通年にした。その中での僕のポジションは「縁の下の力持ち」だなと感じていた。テクニックが無いので読みとカバーリング中心に指示出しをしながらと言う事をメインでやっていた。

しかし、まあ、余り試合に出なかった。何か悔しかった。今は出来るだけ積極的に試合を進めようとポジションチェンジやシュートなども打つようにした。また、苦手の足元も簡単にはたかないで少しでもキープして周りを見ながらプレイするように心掛ける様になった。レガースも自分専用の物を買いコンタクトもつける様にした。

思うのだが、やっぱり確り試合に出たかったんだと思う。試合に出れず、負けて、底上げの必要性は感じた。仕事しながらとかになると個人練習にも限界がある。でも、試合に出て不足無い様になりたいと感じたし、それなりのレベルの高いチームと控えの選手の一人位にはなりたいなと思いました。試合に出ないと楽しくない!!(笑)

元々僕はスポーツが大好きだった。決して上手い訳ではないのだけれども、バレーボール大会やソフトボール大会、バトミントンなどをこころのリカバリー総合支援センターのプログラムとして行って来た。そんな時にフットサルの大会があると聞いて「やろう!」と言う事になった。フットサルは他のスポーツと比べて運動量が多かったり、足を使うスポーツなのでやった事のある人とやった事のない人のレベルの差が少し大きい気がしたけれども、しばらくやって行くとそれなりに下手だった人も動けるようになった。そうすると、試合が楽しくなる。楽しくなると上手くなりたくなる。と、僕はなったけれどもみんなはどうかな?上手くなりたくなるといろいろな試合に出て見たくなるし、実際に出るべきだと思う。そうやって、フットサルの輪が広がって行くと思う。ただ、問題は興味を持ってくれている人が引かない練習も必要だし、「下手だ」と切り捨てない事が大事になってくる。

僕らが上手くなる為には上手な相手と同時に初心者メンバーにどんどん入ってもらって少しづつでも上手くなってもらってフットサルを楽しんでもらう事が必要なんだと思ってます。僕なんかは就職の活動をしているのでココリカボールの一員として何時までいれるかわからない。でもフットサルはこうして出会って、続けて行きたいなと考えています。

フットサルは楽しいです。そして、いろいろな楽しみ方があります。自分なりの楽しみ方で良いです。初心者から始めた私が言うのだから間違いありません。楽しくない事があったら「それじゃあたのしくない!!」って文句を言ってください。「じゃあ、どうすれば楽しいのよ、言ってみろ!」と返ってくるでしょう。その時自分の熱い思いを言葉に載せて語って見てください。みんな何か考えてくれるでしょう。

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